たった1日で蒸発してしまった雪
2021/02/25


今年に入ってからは、しょっちゅう雪に降られた「おらが村」。
その降雪も2月初旬には一段と激しくなり、おまけに気温の方も連日マイナスが続いていた。
それが‥‥。
10日ほど前のある日のこと。突然、春が急降下してきたのだ。
スイスでは急激な温度変化というのはとりたてて珍しい現象ではないのだけれど、しかし今回は一つだけブログに書き留めておきたいことがある。
先週の2月15日(月)は、上の写真のようにまだ銀世界だった。で、この日の「おらが村」の最高気温はマイナス1度、最低気温の方はマイナス12度。
森の中の小道や草原などはカチンカチンに凍結していた。

ところがである。その翌日の16日には、何と15日のその気温の数字がそのままプラスになってしまったのである。つまり最低気温がプラス1度、最高気温がプラス12度!
冷たい北風にかわって南からの温かい風が20Km/hで吹きこんできていたので、魔法をかけられたように、たった1日で村じゅうの雪という雪が蒸発してしまったのだ。
いくら南風の勢いにのせられたとはいえ、あれだけの雪が融けるまでには普通なら3日はかかる。僅か1日で雪が消えてしまうという現象は、いくら「フェーン」で有名なスイスとはいえ、そう頻繁に起こることではない。
21日なんぞは直射日光下の気温を測ったら、プラス44度と出た(もちろん日陰で計測される正式な温度は別だが)。

(直射日光下の外気温44.8度、室内温度23.2度、時刻14:52、日付け2月21日。
ちなみにこの日の日陰での最高気温は18度)

(今日のトップに貼り付けてある写真と、ほぼ同じ場所で撮影↑)

(2021/02/17 「おらが村」にて撮影)
本格的な春到来までには、もう1度くらい冬がやってきそうな気がする。


今年に入ってからは、しょっちゅう雪に降られた「おらが村」。
その降雪も2月初旬には一段と激しくなり、おまけに気温の方も連日マイナスが続いていた。
それが‥‥。
10日ほど前のある日のこと。突然、春が急降下してきたのだ。
スイスでは急激な温度変化というのはとりたてて珍しい現象ではないのだけれど、しかし今回は一つだけブログに書き留めておきたいことがある。
先週の2月15日(月)は、上の写真のようにまだ銀世界だった。で、この日の「おらが村」の最高気温はマイナス1度、最低気温の方はマイナス12度。
森の中の小道や草原などはカチンカチンに凍結していた。

ところがである。その翌日の16日には、何と15日のその気温の数字がそのままプラスになってしまったのである。つまり最低気温がプラス1度、最高気温がプラス12度!
冷たい北風にかわって南からの温かい風が20Km/hで吹きこんできていたので、魔法をかけられたように、たった1日で村じゅうの雪という雪が蒸発してしまったのだ。
いくら南風の勢いにのせられたとはいえ、あれだけの雪が融けるまでには普通なら3日はかかる。僅か1日で雪が消えてしまうという現象は、いくら「フェーン」で有名なスイスとはいえ、そう頻繁に起こることではない。
21日なんぞは直射日光下の気温を測ったら、プラス44度と出た(もちろん日陰で計測される正式な温度は別だが)。

(直射日光下の外気温44.8度、室内温度23.2度、時刻14:52、日付け2月21日。
ちなみにこの日の日陰での最高気温は18度)

(今日のトップに貼り付けてある写真と、ほぼ同じ場所で撮影↑)

(2021/02/17 「おらが村」にて撮影)
本格的な春到来までには、もう1度くらい冬がやってきそうな気がする。
ただ今 記事の更新はお休みしています
2021/01/24

この地球上の住人みんなが笑顔で春を迎えられますように

私のユーモアに笑って応えてくれた 陽気な村のシニアたち

春の草原を散歩する祖父と孫
上の2枚の写真は 2013年の新緑の季節に「おらが村」にて撮影

この地球上の住人みんなが笑顔で春を迎えられますように

私のユーモアに笑って応えてくれた 陽気な村のシニアたち

春の草原を散歩する祖父と孫
上の2枚の写真は 2013年の新緑の季節に「おらが村」にて撮影
暗と明
2020/12/23

この冬は「おらが村」の住宅街では濃霧にすっぽり覆われる日が多い。
日暮れ時にウオーキングに出かけたこの日もそうだった。
視界は数メートルほどしかない。この調子なら今日は丘に上がっても、どっちみち霧の中だろう。
そう決めつけて別のウオーキングコースに行くつもりで草原の畦道を歩いていたら、薄闇の中から蹄の音が聞こえてきた。
馬に道を譲ろうと思い端っこに立って待っていると、なんだ、馬にまたがっている人は農家の若奥さんじゃない。彼女とは時々立ち話をする間柄だ。
「今年は濃霧の日が多いわね。今日の霧もまた凄いこと!」
挨拶もそこそこに曇った表情を作って見せたら、彼女はにっこり笑ってこう言ったのだ。
「大丈夫よ。丘に行ってみなさい。あなたのために雲ひとつない青空が用意されてあるから」

私は彼女の後ろ姿をデジカメにおさめると、カエル飛びで向きを変え、丘を目がけて猛突進。
わおっ♪
冬眠中の樹々も紺碧の空に向かって大合唱🎵


ピラトゥス山やその後方の、アイガーなどのベルナーオーバーランドも、この日はよく見えた。

夕闇迫る丘をあとにして、再び霧のスープの中を泳ぎながら家路につく。
途中、馬に乗った2人のお嬢さんたちが私を追い越し、灰色の中に吸い込まれて行った。
ついさっき見た紺碧の空、あれは幻だったのか。(^^;

撮影日:2020/12/18

この冬は「おらが村」の住宅街では濃霧にすっぽり覆われる日が多い。
日暮れ時にウオーキングに出かけたこの日もそうだった。
視界は数メートルほどしかない。この調子なら今日は丘に上がっても、どっちみち霧の中だろう。
そう決めつけて別のウオーキングコースに行くつもりで草原の畦道を歩いていたら、薄闇の中から蹄の音が聞こえてきた。
馬に道を譲ろうと思い端っこに立って待っていると、なんだ、馬にまたがっている人は農家の若奥さんじゃない。彼女とは時々立ち話をする間柄だ。
「今年は濃霧の日が多いわね。今日の霧もまた凄いこと!」
挨拶もそこそこに曇った表情を作って見せたら、彼女はにっこり笑ってこう言ったのだ。
「大丈夫よ。丘に行ってみなさい。あなたのために雲ひとつない青空が用意されてあるから」

私は彼女の後ろ姿をデジカメにおさめると、カエル飛びで向きを変え、丘を目がけて猛突進。
わおっ♪
冬眠中の樹々も紺碧の空に向かって大合唱🎵


ピラトゥス山やその後方の、アイガーなどのベルナーオーバーランドも、この日はよく見えた。

夕闇迫る丘をあとにして、再び霧のスープの中を泳ぎながら家路につく。
途中、馬に乗った2人のお嬢さんたちが私を追い越し、灰色の中に吸い込まれて行った。
ついさっき見た紺碧の空、あれは幻だったのか。(^^;

撮影日:2020/12/18
新型コロナウイルス・スパイクの変異種
ウイルスにしょっちゅう変異が起きることは誰でも知っている。
新型コロナウイルスでも例外ではない。
しかし最も重要な場所スパイクにさえ変異が起きなければ、深刻にならなくてもよいと聞いていた。
ところが今回は深刻にならざるを得ない事態になってしまった。
そのスパイクの突然変異によっては細胞にくっつきにくくなってしまう場合もあるらしいのだけれど、今回の変異では、我々にとっては不幸なことに(ウイルス側にとっては都合のよいことに)くっつきやすくなってしまった。
これまでだって十分感染力は強烈だったのに、それを超える感染力で増殖なんかされたら、うちら命が幾つあっても足りまへん。
しかし、一つだけ朗報が。
ワクチンには問題ない、つまり効くという専門家たちが多いことだ。
私は大人になってからはワクチンなど打った試しがないのだけれど、今回ばかりは「ワクチン嫌い」では済まされそうにないので受けようと思っている。
でないと、母国日本が月よりも遠い存在になってしまいそうだから。
もっともワクチン接種で、月よりも遠いところに飛ばされてしまうかもしれないというリスクは、この際考えないことにして‥‥。(^^;

(羽田空港の滑走路)

(日本の中央アルプスあたりの山並み? まったく自信なし (^^;)
(今日の写真2枚は2015年3月28日、羽田を飛び立って欧州に戻る機内から撮影)
クリスマスのシンプルな電飾に華を添えてくれた夕焼け

撮影:2016/12/07
撮影場所:裏山
【付録】
純粋な蜂蜜蝋から作られた80年ほど前のキャンドル(親戚からの贈り物)

2020-12-21 08:17 :
裏山からの絶景&凡景 :
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