写真集*村がそのまま博物館

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グアルダに惹かれて何度も通いつめたウンターエンガディン。

だが近ごろは段々アルデッツの方に想いが傾き始めている。(^^;


今のところ理由は2つある。

グアルダもアルデッツも建築様式などは全く同じなのだが、知名度の高いグアルダの方がそれだけ訪れる人の数も多い。

グアルダもそれを意識し始めたのか、素朴さが少し失われて、一昔前より垢抜けてきたような気がするのだ。

それとは対象的に、アルデッツにはスッピンの表情がある。観光客は殆どいない。静かだ。

今回ひしひしと感じたことだが、その静けさが古い建物や石畳の路地裏によくマッチしていて、それが私の乏しい想像力をも掻き立ててくれるのだ。


もうひとつの理由。

グアルダは人口160人強の極小の村なので、メイン通りを15分もうろつけば、もう村の端っこに立っている。

その点、420人ほどが住んでいるアルデッツは、村の規模がもう少し大きい。
路地裏も結構ある。

路地裏というのは魔法の空間だといつも私は思う。

あたかも「時」に置き去りにされてしまったかのような古い家々の間を歩いていると、私の「時」も村と一緒になって呼吸をしていることに気づく。



あの日の私は、アルデッツで不思議の国のアリスモードになって酔っていたのである。

それなのに‥‥。

「時間だよー。そろそろ出発しようよ」

20メートルほど向こうの角で、柱時計のような顔して夫が突っ立っている。

チッ! 呼吸を乱されてしまった。
_____________


  
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  (↑この写真だけは2015/08/21撮影。この日は肌寒くお天気もあまり好くなか
   った。他の写真は全て2018/07/09撮影)  
   










  


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グアルダは海抜1653メートル、アルデッツは1467メートル。
日本ならちょっとした山だ。
私の故郷の村に聳え立つ山は、小さい頃は「高いなぁ」とよく見上げたものだが、何と海抜300メートル余りしかない。(^^;




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一冊の絵本のお蔭で名が知られるようになった村、グアルダ

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  (写真は2枚ともグアルダ村にて2018年7月9日撮影)



一人旅に狂って以来、繰り返し訪れているグアルダだが、7月9日の訪問は久しぶりだった。

グアルダの隣り村アルデッツに立ち寄って、そこから歩いて夫とグアルダに向かったことは既に7月11日の記事に書いた。参考までにリンクを貼っておきます。

『虫に刺されてパンパンに腫れてしまった太もも』


グアルダもアルデッツもグラウビュンデン州のエンガディンと呼ばれる地方に属している。人口はグアルダが約160人、アルデッツが420人ほど。どちらも小粒の村だけれど、古い。

もちろん古い家屋が立ち並ぶだけの村なら、何もここじゃなくてもスイスのいたるところにある。あるのだが、このグアルダはスイス人の間では特に名が知られている。

その理由は、A.カリジェの絵本『ウルスリのすず』の舞台になったことだ(但し、『ウルスリのすず』の作者はグアルダ出身のヘンツ女史)。

で、カリジェはこの作品を始め6冊の絵本によって、絵本の世界では最高の栄誉と言われる『第1回国際アンデルセン・画家賞』を受賞している。

日本で彼の名が知られるようになったきっかけは「国際アンデルセン賞画家・カリジェと安野光雅展」が全国で開催されたことに拠るらしい。



実はカリジェについて書き始めると、昔トルン(彼の故郷)まで出かけて行ったこともある私としては、いろんな思い出が蘇ってきて、書きたい話がいっぱい出てくる。諦めよう。でないとこの記事の終点が見えてこなくなる(笑)。


あっ、そうそう。今回久しぶりにグアルダに行ってみて「おニュー」を発見。村のメイン通りのほぼ真ん中あたりに『ウルスリのすず』の博物館が誕生していたことだ。入らなかったけど。(^^;

今回の旅はちょっとした用事があってのことだったが、それでも写真だけは撮ってきた。整理が済んだら何枚かブログに残しておきたいと思う。




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雪解けの春と草花の夏が同時に訪れる2000mの峠(写真集)

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オーバーアルプ峠に出かけて行ったのは先日の6月20日(水)。

今日はそのときに撮影した写真を何枚かアップします。

さすがに湖の氷はもう解けていましたけれど、雪はまだ少し残っていました。

スイスの三大名花のうち、りんどうはあちこちの雑草の間から、気品のある青紫の花びらを遠慮がちにのぞかせていましたが、アルペンローゼはまだほとんどが蕾。満開になるのは、やはり7月に入ってからでしょう。

エーデルワイスの花はどこかの岩陰にひっそりと咲いているような気配も感じます。でも残念ながら私は、ここではまだ見たことがありません。

(今日の写真撮影はすべて2018年6月20日)




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オーバーアルプ峠

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     (今日の写真は2018年6月20日(水)に撮影)


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こんなに違うスイス・イタリア語圏の男たち

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今日の写真は全てスイス・イタリア語圏のBellinzonaにある古城にて撮影(2000年にユネスコ世界遺産に登録)


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スイスのイタリア語圏を初めて一人で旅したのは、世界最長のゴッダルド・ベーストンネルがまだ開通していなかった時代である。


当時の私は、スイスの中央を北から南へと走り抜けるゴッタルト線には、もう乗り慣れていた。

ヴァッセン村周辺のループ線にお熱をあげて、ハートを焼き焦がしながら通い詰めていた時期があったからだ。

そんなわけで乗りなれたゴッタルド線と言っても、古いトンネルの手前まで(ゲショネン駅まで)が当時の私の縄張りだった。(^^;

列車がゴッタルトトンネルを抜けると、そこはもうイタリア語圏だ。


私のイタリア語能力は超がつくほど貧しい。10まで数を数えるのが関の山。他には挨拶や、簡単な単語やフレームを少々。

だから新聞なんぞは、どだい読めっこない。

私は普段、機会さえあれば通勤者のための無料新聞『20minuten』に目を通すようにしているのだが、習慣とは恐ろしいものだ。

イタリア語圏に出かけて行った日も、ルガノに到着して列車からホームに降りるや、ブルーの箱の中に収まっている『20minuten』目がけてイノシシ走りで突進していたのである。

新聞を抜き取ってそのままリュックにしまうと、今度はコーヒーショップへ犬走り。

コーヒーを味わいながら新聞を広げるときの、この幸せ感ったら!

‥‥の筈だったんだが‥‥。 

そうだ、わたし、読めないんだワ。

表紙のデザインがドイツ語圏のと全く同じなので、イタリア語版だということをすっかり忘れていたのである。

しょうがない。空想力で読むとするかぁ。

当時のドイツ語版の色分け気温図はかならず最後のページに掲載されてあったのだが、イタリア語版も同じだった。

で、お尻からページを開いて行くと、やっぱりイタリア語版でもスポーツ記事だ。

だが記事の内容はどの地方でも、それぞれの地元を優先するので写真も当然地元色が強い。ドイツ語版とは雰囲気が全然違うのだ。

オヨヨ! 誰だ、この男は? 写真の男性は中年のモデルさんかいな。

一息ついていた「ドイツ語OK」のボーイさんが、私と一緒になって新聞を覗き込む。

「これ、時計の宣伝?」
私が訊くと、
「違う違う。○○のコーチだよ‥‥」と彼。

○○の箇所はよくきき取れなかったし、その何とかのチームの彼の説明もよく分からなかった。

分からなかったのだけれど、そんなことはどうでもいい。

好き嫌いは別としても、とにかくドイツ語圏ではお目にかかれないであろう、写真の中の二人の男性の、このさりげないポーズとムード! 

思わず私もアゴをさすりながら「ふ~む」と唸ったものだった。(^^;





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(当時の『20minuten』スポーツ欄より)


ドイツ語圏の有名なスイス人コーチや監督の顔を思い浮かべて、私の頭の中でポーズをとらせてみたのだけれど、やっぱりしっくりこない。(^^;






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ロカルノの美しい山並み

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(今日の写真は国際映画祭でおなじみのスイスのイタリア語圏、ロカルノにて撮影)



ロカルノへでかけて行った日のお天気はイマイチでしたが、折り重なるように連なる藍色の山並みが実に幻想的な風景を醸し出していて、うっとりさせられました。


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ユングフラウ姫の美しい付き人 

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私はこの△山のことを擬人化して、ユングフラウ姫の付き人と呼んでいる。

ユングフラウは左上に鎮座しているのだが、この日はあえて付き人に焦点をあてて激写した。

朝の光線が醸し出すシルエットの美しさには、いつものことながら息をのむ。


(2枚とも2017年10月13日の金曜日に撮影)





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下の写真は2015年8月3日に訪れたときに撮影したものだ。

この日はユングフラウ姫を主役にして撮りたかったのだけれど、それでもやはり、夏の陽光に照らされて純白に輝く付き人の美しさには感動させられた。







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