ヒートアイランド現象が熱中症を加速させる

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  (写真は2枚とも2018年7月12日に撮影)



今日、午後1時半頃チューリヒ市内でトラムを待っていたときのこと。

モ~ンとした熱気のある暑さに、何度もフラフラと目眩のような症状が起きて吐きそうになった。

こりゃやばい! 熱中症じゃないか?
咄嗟にそう思った。

やってきたトラムには冷房が入っていたので助かった。

トラムの中で大急ぎで持参のミネラル水を、ごっくんゴックンと流し込む。


郊外でトラムからバスに乗り換える。
30分ほどでうちの村に着いて、バスを降りた瞬間、あれ?と思った。

直射日光の強さはさほど変わらないのだが、市内とここでは暑さの質がまるで違うのだ。

うちまで歩いている時に、ハタと気がついた。 

あれはヒートアイランド現象による熱中症の前兆だったのではないか?

あの停留所の前後左右を二重三重になって狭い車道が走っている。
昼食時間が過ぎた直後だったこともあってか、少し渋滞していた。
そこへ降り注ぐ強烈な日差し。


専門家による研究報告「ヒートアイランド現象の影響と問題点」にはこう書かれてある(抜粋引用)。

「ヒートアイランド現象は‥(途中省略)‥熱中症の発生やこれによる死亡など都市の高温化と健康被害の相関関係が明らかにされている」

「ヒートアイランド現象による高温を回避するために冷房を使用する結果、一層の二酸化炭素排出量の増加がさらなる高温化をもたらすという『負のスパイラル化現象』が生じている」

「(ヒートアイランド現象は)加えて冬期の大気汚染の助長、‥(略)‥集中豪雨等の被害をももたらしている」

そうなんだよね。
分かっちゃいるんだけれど‥‥。

スイスでも公共の施設などでは冷房を入れるところが年々多くなってきている。
現時点では住宅にはまだ殆ど入っていない。
が、このまま温暖化がどんどん進んで行けば、どうなるか分からない。

いずれにしても、ここまで超文明化してしまったら我々人間は、もう後戻りなんかできっこない。

哀しいサガだね。

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今の今まで、てっきり猫だと思っていたが、よく見るとヒゲがない(笑)




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不安不眠症や咳や高血圧、熱中症にも効く西洋菩提樹のハーブティ

【お知らせ】(こちら時間の)明日は夫と日帰りの旅に出ます。帰りが遅くなるので、これから仲間の皆さんのブログに拝読に参ります。(^_-)-☆

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花の季節が終わって実をつけた西洋菩提樹↑(2018/07/07撮影)


菩提樹のお茶は子どもから老人まで安心して飲めるハーブティだ。

ここでいう菩提樹とは西洋菩提樹のことで、原産地はヨーロッパ。
インドの菩提樹とは種類が違うので、区別するためにも今日の記事には「リンデン」と書くことにする。

英語でも独語でも「リンデン」だが、ドイツ語の場合はバウムをつけて我々はリンデンバウムと呼んでいる。そう、あのバウムクーヘンのバウムだ(笑)。


リンデンの花はここスイスでも中世の時代から熱冷ましの薬として重宝されてきた。うちでも熱が出たときにはこのお茶を飲むのが習慣になっている。

熱冷ましだけでなく他にもいろいろ効能がある。

神経を沈めてくれるので高血圧や不安不眠症にも効くし、喉にもいいので咳の緩和にもなる。それから動脈硬化にもいいらしい。

あっ、そうそう、この夏は、もし酷暑が続くようなら、体から熱を逃してくれるこのリンデンを私は熱中症予防に試してみようと思っている。



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リンデンのハーブティ↑(今日の夕方、我が家で撮影)


田舎の古い家の庭には、かならず1本はリンデンの大木が聳えている。
夏にはびっしり葉をつけるので、涼をとるにはもってこいの樹だ。

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亡くなった義母も生前には夏になると、リンデンの樹の下で、お昼寝をしたり読書や刺繍をしたりして寛いでいた。



残念ながら今年の花の収穫は、もう2週間ほど前に終わってしまった。
うちでは夫が日曜日ごとに、せっせと集めてきてくれたので、暫くは新鮮なリンデンのハーブティを楽しめそうだ。


収穫してきたら5日から1週間くらい(好天の日中はバルコニーで)乾燥させて、その後は空き缶の中に詰め込んでおく。

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            (2018/06/25撮影↑)


私はこの乾燥させたリンデンの香りが大好きだ。嫌味がなく穏やかで優しい匂いがする。

単純な私なんぞ香りに浸っているだけで、神経が休まり眠くなってくる。(^^;

今夜は爆睡できそう。
おやすみなさい。



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トラムの線路で腰を抜かしてしまった二人の高齢者

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      『トラムの線路で腰を抜かしてしまった二人の高齢者』


表現の一つとしてなら私もよくお世話になっている「腰を抜かす」だが、実際に腰を抜かした人を見たのは初めてだ。

もう2週間ほど前のことになる。
トラムの停留所の線路で二人の高齢女性が、同時に腰を抜かしてひっくり返ってしまった。

私の推測では二人とも90代。それも百歳に近い方の90代ではないかと思う。
おそらく近くに老人ホームがあって、そこからこの停留所の斜め前にあるスーパーに散歩がてらやって来たのではないだろうか。

私は買い物を済ませてスーパー寄りの方の停留所で次のトラムを待っていた。
二人に気がついたのは、彼女たちが線路を横切って向こう側に渡ろうと路線道に第一歩を踏み出したときだった。

この停留所から終点(始発点でもある)までの区間には2つの停留所がある。一直線なので2つ向こうの停留所までよく見える。

二人の高齢者が路線道に入ったときには、次のトラムが一つ前の停留所を出たところだった。

普通なら線路を横切るのに数秒もかからない。だが二人の歩調は、まるでパントマイムの動きのように超スローモーションだ。

それでも彼女たちの足どりはしっかりしていたし、市内を走るトラムもそんなにスピードは出さない。いくらスローテンポで歩いても、トラムがここに到着する前には渡りきることができるだろう。私はそうみていたのである。

(後日、またここのスーパーへ買物に出たついでに撮影)

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だけどやっぱりトラムはトラムだ。人間の歩調とは違う。まだあっちの停留所を出たばかりだからと余裕でみていたら、あっという間に近づいてきた。

もちろんトラムの運転席からも彼女たちの様子はよく見えていたのだろう。超スローの徐行運転だ。だが止まってはいない。

さらにトラムが近づく。

それを見た二人は、引き返すことも進むこともできず、線路の上で完全に固まってしまった。一歩も動けない。

このとき、《早くどいてちょうだいよ、おばーちゃんたちぃ》と言わんばかりに、運転手が高らかに警笛を鳴らしたのだ。

ここのトラムの警笛は、リーンと鳴る玄関の呼び鈴が5つくらい同時に鳴るようなけたたましさだ。

その瞬間、二人とも腰を抜かして仰向けにヒックリ返ってしまった。


近くにいた男性二人が素早く彼女たちに駆け寄った。
一人は抱き上げてベンチまで運んで行った。

が、もう一人の男性の方は何故か手こずっている。

思わず男性のところに走り寄り、手をかそうとしたのだが、驚いた。
ビクトもしないのだ。重力に身を委ねているだけの彼女の体は恐ろしく重い。

トラムの運転手が駆け下りてきた。
私は彼にバトンタッチして、声援を送る側にまわった(声は出さずに心の中でではあったが)。

どうやらベンチまで運んであげたようだ。

その直後にこちら側のトラムが入って来た。私はそれに乗り込んだので、残念ながら後のことは分からない。

帰宅後、「腰抜け」の正体が知りたくてググッてみた。
その結果「腰が抜ける」とはこういうことだと分かった。

強い興奮、恐怖、極度の緊張で血管が収縮し、背中の筋肉(脊柱起立筋)をうまく働かせられなくなることが原因。ほとんどの場合、暫くすれば治る。


きっと彼女たちの背中にもまた元気の源が戻ってきて、しっかりした足どりで(多分⇒)老人ホームへ戻って行ったことだろう。






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