お知らせ

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 (去年の秋に、夕闇迫る裏山からアルプス方面を撮影)



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人は毎日、誤解や思い違いの中で生活している。

他者と交わりながら暮らしている以上、それを避けて通ることなどできない。

幸いその大半が何ごともなく頭上を通り過ぎて行ってくれるが、しかし時として双方にモロにぶつかってくることもる。

だけど私はこう思う。

節度があって理性と感情とをうまくコントロールできる人たちの間でそれが起きたのであれば、かならず解決のいとぐちは見つけられるはずだ。


昨夜はブログ記事を書くよりも、貴重な実体験をさせてもらった。


そして出口に到達できたので、晴れて私は(少し長めの)夏休み休暇に入りたいと思う。




(夏休み中は記事の更新の方もお休みします。)


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2018-08-26 07:17 : 【お知らせ】 :

追加情報あり/「女の子の赤ちゃんの名前」コメント考察

【8月25日追記】

先ほどオーストリアにお住まいのブログ仲間さんが、右下のメールフォームを通して名前の情報を送って下さいました。参考になりますので、私だけの閲覧じゃあもったいない。皆さまとも共有したいと思います。

  
8月24日付けの記事を読んで、、、

女の子のお名前は、そうアの音で終わったりイの音で終わるものが多いですね。

身の回りですとサラ、リサ、アンナ、マリア、エレナ、パウラ、クラウディアなど。

イの音で終わるのは、古風なところでヴァレリーなんて時々聞きますし、、ソフィー、シュテファニー、

あら、続かない、、アより少ないのかな。

よく愛称で男性名でも女性名でもイで終わるようにします。

ヴォルフとかヴォルフガングが、ヴォルフィとか、セバスティアンをセビーとか、ウルリケがウリ、ウアズラがウアズィー。

オーストリアですが、アンドレアは、やはり女性のお名前で、男性だとアンドレアスになっています。



ヴォルフガングだと鉄のように硬い響きがありますが、愛称のヴォルフィならグー。断然カワユイです。(^^;

スイスではアンドレアは女性にも男性にも通用します。アンドレアスの場合はスイスでも男性だけですが。

お忙しいところをどうも有難うございました。
今後とも宜しくお願いします。

以上、追記でした。



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私は普通コメント欄は閉じています。PCの前に座る時間を制限しているためです。

でも、たまーにですけれど、記事に対する情報がほしい時や、ミスを指摘してもらいたい時などはコメント欄を開けておくことがあります。


先日(8月22日付け)の「赤ちゃんの名前ランキング」をテーマにした記事の時がそうだったのですが、コメントはなかったものの、他の方法でブログ仲間さんから貴重なご指摘がありました。

>女の子の名前について、、、女性名詞がすべてaで終わるように、女の子の名前も
>aで終わるのが一般的のようですよ。


そうなんです。女の子の名前の最後に「a」が来るのは、もうありふれています。(^^;
特にラテン系では普通以上に普通ではないかと思います(なんのこっちゃ 笑)。

22日の記事にも書いた通り、スイスのドイツ語圏でも今年はトップ10に入っている名前のすべてが「a」に占領されてしまっているのです。

これも今の流行、世相の反映なんだと頭のどこかで納得はしています。だけど、もう一方ではがっかりしている自分がいます。(^^;

私の夫には3人の姉妹がいますが、この中で「a」が最後にくるのは1人だけです。彼の伯母は、かの有名なElise(笑)だし、母親もお尻に「a」がきません。

例えば、過去にはVreniがスイスの女の子の名前の代表だった時代もあったようです。
私の知人の奥方の名前もそうだし(と書いた途端に久しぶりに彼からメールがはいって来た!こんな偶然ってあるんですかねぇ!汗)、それからこの村にも複数のVreniがいます。みんなシニアですが‥‥。

このVreni(フレーニィ)ですけれど、愛称がVreneli(フレネリィ)なんです。
と言えば、あ~と思いだされる方もいらっしゃるかと(笑)。

♬お ブレネリィ(←英語読み) あなたの おうちはどこ~♬ 

スイス人の誰ひとりとして知らない(笑)この↑スイス民謡の中でも使われているのが、フレネリィ。

Vreneliは記念の百フラン金貨の名前にもなった時代があったと、うちの夫が言ってます。
それほどスイス・ドイツ語圏の少女の名前の、代表格だったということになります(と思います)。

それからもう少し昔に遡るとHeidiもいます(笑)。
原語に忠実に訳せばハイジじゃなくてハイディなんですが、翻訳当時の日本語には「ディ」なんて表記はなかったのかもしれません。


ところでブログ仲間さんが書いてらっした「女性名詞がすべてaで終わるように、」はこれまで私が意識してこなかった領域です。

言われてみれば確かに最後に「a」の音がくる単語には、ドイツ語でも女性名詞が多いように思います。
ただドイツ語の場合、すべてがそうだというわけではありません。例外も沢山あります。

「Alpha」は中性、「Omega」は女性っていうのも面白いですね。
「Hiragana」(ひらがな)はどういうわけか女性名詞です。(^^;
「Pyjama」(パジャマ)は男性名詞(笑)。
「Samba」も男性。
「Pizza」は女性。

こういうテーマは書き始めると切りがありません。<(__)>

最後に再び「a」が最後に来る名前についてひとこと。

さっきふと思い出したのですが、Andrea という名前はスイスでは(多分ドイツやオーストリアでも?)女性だけじゃなく男性にも使われているようです。イタリアだったら男性はAndrewになるのかな? 間違っていたら <(__)>


この辺でおしまいにします。


今、私の頭の中は「a」だらけです。
「a」に追っかけられる夢をみるかもしれない。

願わくはハッピーエンドで目が覚めますように。(^^;



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2018-08-24 09:44 : 【雑記】 :

今年の「赤ちゃん 女の子の名前ランキング」に珍現象

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毎年のことだが、今年も(こちらの日付けで昨日)赤ちゃんの名前ランキングが政府機関・統計局(BFS)から発表された。

今年の発表分は2017年度に最も多かった赤ちゃんの名前ということになる。
なるのだけれど、どっこい、これが日本のように一筋縄では行かないのだ。

ご存知のようにスイスは4つの言語区域に分かれているので、言語圏によって好まれる名前の傾向も違ってくる。

スイスの面積の70数%を占めるドイツ語圏では、男の子の1位は Noah(ノア)

異文化人種の私からみると、何だかこの名前にはとても古くさい響きがあるように感じられる。だが、どうしてどうして、2013年からずっとトップの座を占めているのだ。

艱難辛苦の時代がやって来たら、我が息子ノアに「方舟」に引き上げてもらえるように!ってか? (^_-)-☆


女の子の1位は Emma。

このEmmaはフランス語圏でもトップ。

フランス語圏の男の子のトップはGabriel(ガブリエル)。
新約聖書のマリアの受胎告知の場面に現れる大天使の名前である。


聖書に登場する大天使の名前というのは、いつの時代にも人気があるようだ。
そりゃ赤ちゃんはみんな天使のように可愛いので気持ちは分かるが‥‥(数十年後にはみんな嫌味なおっさんになるのに)。

これまでに一番好まれてきた大天使の名前は、ミカエルだと思う。

今は神の御前で歌っているかも知れないマイケル・ジャクソンもそうだ(マイケルはミカエルの英語読み)。

ドイツ語読みのミヒヤエルは、スイスよりもドイツに多い名前のような気がする(垢抜けているように聞こえるのは私だけ?W

フランス語読みではミシェルだが、今ひとつよく分からないことがある。
英語読みとかドイツ語読みでは間違いなく男の子だけに付けられる名前なのに、ミシェルというフランス語読みの名前になると、男の子にも女の子にも付けられていることだ。

フランス語の大天使ミシェルは、中性なのかしら? (^_-)-☆


さて話しを戻して、今度はスイスのイタリア語圏。
イタリア語圏では男の子の名前のトップが、Leonard、そして女の子のトップはSofia 。

最後はレトロマンシュ語圏(7月の旅で私が虫に刺された所なんかが、このレトロマンシュ語圏。(^^;)。 

男の子のトップが、Gian(ジャン)。女の子はAngelina(アンジェリーナ)。


へっ!と思ったのは、スイス全国でトップになった女の子の名前と、ドイツ語圏でベスト10までに入った女の子の名前。

何と ぜーんぶ語尾が「a」で終わっているのだ。(^^;

ドイツ語圏ベスト10を順位通りに書き出すと;

Emma Mia Sofia Lina Lena Lea Lara Emilia Nina Anna


いくら流行とはいえ、何もここまでお揃いにしなくてもいいような‥‥。
ラインダンスじゃあるまいし。(^^; 


          




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          (今日の写真は2枚とも2015年09月20日に撮影)

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2018-08-22 08:53 : 【暮らし/その他】 : コメント : 1 :

『明日戦争がはじまる』(宮尾節子さんの詩集より)

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 (隣り村の丘から、朝霧のかかったアルプスを望む。去年の秋 撮影)



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数年前の一時帰国の時、宮尾節子さんの詩集を買ってきた。

作者がウエーブサイトで発表するや、たちまち大反響を呼んだ作品らしい。私は東京の書店で目にしたのが初めてである。

背表紙の『明日戦争がはじまる』の文字に惹き寄せられて、本を抜き出し立ち読みしてみたのだが、幾つかの作品を追っていくうちに、もう棚に戻すことなどできなくなっていた。

「戦争」という比喩を用いて人の心が砂漠化していく今の時代の空気を見事に浮き彫りにしているこの作品に、私は頷きながら自分の思いを重ねていったのだった。もっとも、作者本人のこの詩の意図が何であるかは知る由もないけれど。


実はこの『明日戦争がはじまる』は、お蔵入りにしてしまった私の旧ブログでも一度とりあげたことがあったのだが、そのまま埋めてしまうのは何としてももったいない。

この新ブログにも引用しておきたいと思う。



尚、漢字ひらがなカタカナ、それから行変えも、すべて原文通りにした。

えっ? 著作権問題? 大丈夫です。(^^;

この『明日戦争がはじまる』の詩だけは、自由に転載しても構わないと、作者ご本人が本の奥付に書いてらっしゃる。(^^)

 

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『明日戦争がはじまる』


まいにち       
満員電車に乗って       
人を人とも       
思わなくなった



インターネットの
掲示板のカキコミで
心を心とも思わなくなった



虐待死や自殺のひんぱつに
命を命と
思わなくなった



じゅんび

ばっちりだ




戦争を戦争と
思わなくなるために
いよいよ
明日戦争がはじまる


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2018-08-21 08:12 : 【話題のつまみ食い】 :

新しい機体のデザイン シンプルだけど斬新 

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(写真は記事の内容とは関係ありません。去年の秋にヴァーレン湖で撮影)
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先週の金曜日のニュースなので少し出遅れましたが、まだご存知ない方もきっといらっしゃるはず。大急ぎで今日の記事にしてアップしておきます。

新しい機体と言っても一般乗客用の飛行機ではありません。来年(2019年)から運航予定の政府専用機です。

天皇陛下の外国へのご訪問や首相の外遊などに使われるようです。

それはいいのですが、あえてこの新政府専用機をクローズアップしたい理由はほかでもありません。

私自身がこのデザインに惚れたからです(笑)。

大変シンプルなデザインなんですけれど、赤い曲線の流れ方の角度がとても斬新です。少なくとも私にはそう見えます。


スイスのバーゼルで内装工事を完成させて、16日のスイス時間午後2時半頃に飛び立ちました。日本の新千歳空港に到着したのは日本時間の17日朝です。

もう1機は12月に完成予定らしいのですが、どうするかな。チューリヒ国際空港なら撮影に行ってみる意欲も出ますけれど、う~ん、バーゼルかぁ‥‥。

あっ、バーゼルと言えば、そうそう、2000年代の初め頃でした。

バーゼルまでいらっしゃる皇后美智子さまと同じ一般の便で、チューリヒまで帰って来たことがあるのです。童話関係の国際会議にプライベートでご出席するためだったと、後でメール仲間からききました。

その時のチェックの厳しかったことといったら。 通常の検査とは別に搭乗直前の検査もあったのですが、靴を脱いで靴の底までチェックされましたからね。はい、愉しかったです。(^^;


さて最後に、日経電子版のニュースのリンクも貼っておきます。曲線美を見せてくれる機体の動画も入っていますので(笑)。

こちらからどうぞ。


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2018-08-20 08:20 : 【話題のつまみ食い】 :

初めて見て買って、そして食べてみた謎の果物

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初めてそれを果物売り場で目にしたとき、てっきり店員さんが置き場所を間違えたのだと思った。

私には新種の超ミニトマトにしか見えなかったからだ。



その日から数日後、同じスーパーの別の支店で買い物をしていたときのこと。

イチゴを物色しながら、ふと斜め横のコーナーに目をやると、その謎のものがやっぱり果物売り場にあったのだ。


今度はパックを手にとってしげしげと表示を読んでみた。





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えっ! これがベリーの仲間? うっそう。

ためつすがめつ穴があくほど眺めてみたが、私の目にはやっぱり超ミニトマトにしかみえなかった。

とたんに興味が湧いてきた。

ベリーだとすると、一体どんな味がするんだろう?

なんぼや? 

えっ!たった50グラムしか入ってないのに、7フラン90ラッペン(約800円)もするの? 

急に興味が萎えた。ゲンキンな人だ、私は(笑)。



そして、今日。

突然舌の裏側から飛び出してきた「衝動」に背中を押されて、買ってしまったのだ、その超ミニトマトにしか見えないベリーを。(^^;

一粒が、私の小指の爪ほどの大きさしかない。

下の写真。向かって右側はトマト。小さい子供でも一口で食べられるミニトマトだ。いかに左側の謎のものが小さいかお分かり頂けると思う。


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恐る恐る一粒だけ口に入れてみた。

静かに歯を合わせたその刹那、確かにジューシーな甘さを感じた。

そのあと甘さが徐々に口の中に広がって‥‥となるのが普通だが、いかんせん小指の爪ほどしかないのだ。そこまで行かないうちに甘さがこと切れてしまった。




左はミニトマト、右がベリー↓ 


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先ほどインターネットで検索にかけてみた(そんなことをやっているから遅くなるんだよな)。

何と紀元前200年という大昔に、中国では既にこれを薬として利用していたらしい。

血圧、血糖の低下作用や抗脂肪肝作用。それから、精神が萎えているのを強壮する作用もあるという(ウィキペディアより)。


わかりやした。

それなら何粒か食べて、30分後あたりに血圧を測定してみることにしましょう。

結果いかんによっては、7フラン90ラッペンがタダみたいな金額になるかもしれない。(^^;

参考までに。和名は「クコ」だということも分かった。

また知識が増えたぞ!

隙間の多い脳屋敷なので、またすぐに出て行くだろうけど(笑)。

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2018-08-19 10:08 : 【暮らし/衣食経済】 :

4千m級の高山に囲まれたアルプスの真珠「サース・フェー」

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今日もサース・フェーが続くが、ご容赦ください。
でもこれでオシマイ(笑)。

こうして久々にサース・フェーの写真を眺めていると、また行ってみたくなった。(^^;

周りが4千m級の山々で、その底の山あいの村がサース・フェー。

東西南北、どこに行くにも実に便利。 なので、この村のホテルを拠点にして、夏なら2泊3日もあれば一応主要な山巡り+ハイキングは満喫できると思う。

2013年に撮影した写真の続きをここにアップしておきます。

またお断りしておかないといけない。

写りのよくない写真が殆どです。

だけど、サース・フェー周辺の山々の、だいたいのイメージは掴んで頂けるんじゃないかと。(^^;


で、いつか私の再訪問が実現した暁には(^^;ここに新しい写真をアップして、古い写真と入れ替えるつもり(笑)。




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ミッテルアラリン(3454m)までは↑ゴンドラや山の地下を走る(あれは何ちゅう乗り物?爆)で行く。で、ここでデッキチェアに寝っ転がって読書をするもよし、おにぎりを頬張るもよし、居眠りするもよし。

上の写真で眼前に見える山はアラリンホルン(4027m)。

アラリンホルンに登るにはもう足しかないが、でももしそのままデッキチェアに寝っ転がっていたいのであれば、アイゼンをつけて登って行く登山者をウオッチングするもよし、写真に撮るもよし。


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寝っ転がっているのに飽きたら、↓氷河の中に潜って行くのも一案。

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柵も何もない草原を自由に歩き回るヤギたち。
そのうちの1匹が女性の後ろで寝そべっている。
読書に余念のない彼女は恐らく気付いていないと思う。(^^;




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二人のシニアがこんなところで四方山話に花を咲かせている。

それにしても、雄大な眺めだね。

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          お昼寝中の1匹さん。

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ここのレストランの「レーシュティ」(スイス独語圏名物のジャガイモ料理)は、とっても美味しかった。お勧め。
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これは2013年当時の氷河だから↓現在は更に惨めな姿になっているであろうことは、想像に難くない。

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ドイツ人のご夫婦
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          「イヤハヤ写真の整理で疲れて もうぐったりや」

          



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          (サース・フェーでみっけた猫↑)

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2018-08-18 07:49 : 【写真/スイスの旅】 :

滅多に見られない野生のマーモットに会える場所

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          (まだ若いアルペン・マーモット)

(今日の記事は昨日の続編。場所は同じくサース・フェー)
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サースフェーのハイキングコースにはアルペン・マーモットの餌付け場所がある。

我々夫婦が出かけていったのは2013年の7月の中旬。写真も同じ日に撮影したもの(今日も画質が悪くてごめんなさい)。

一人でハイキングにうつつを抜かしていた頃は、2000m~2500mあたりを歩いていると、アルペン・マーモットの警戒音をよく耳にした。

仲間に「逃げろ!」の合図を送る、フィーフィー(日本人の私の耳にはピーピーと聞こえる)の音である。

でも姿をみたのはたった一度だけ。それも一瞬でしかなかった。

それほどアルペン・マーモットは警戒心の強い野生動物なのだ。

そのアルペン・マーモットに餌を手渡しできる場所がサース・フェーにあると聞き、早速予定に入れた。

入れたのはいいけれど、ちょっと待てよと考えこんだ。

少数派ではあるけれど、ハイカーの中には野生動物に餌をやることに反対する人もいる。

その意見には同意できる部分もあったので、目と目を合わせるだけにして餌をやるのは止そうとも考えた。

ところが、インターネットでマーモットの生態や自然・人為、両環境などを調べていくうちに、「何も餌をやることに反対しなくたっていいんじゃ?」という方向に考えが傾いていったのだ。

アルペン・マーモットは主にスイス、オーストリア、フランス、イタリアのアルプス(2000mくらい)に生息している種だが、スイスとフランスの国境を成すジュラ山脈では絶滅した時期もあったようだ。

その後、人間が手を加えることによって、現在では再び個体数も安定しているらしい。

あるサイトによれば、アルペン・マーモットは1年のうち9カ月もの長期にわたって冬眠をするという。

ということは活動期はたったの3ヶ月? う~ん、どうなんだろう。これはもう少し調べてみた方がいいかも知れない。

いずれにしても、アルペン・マーモットは長い冬眠に備えて、メタポに見えるくらい大量の脂肪を蓄えなければいけないらしい。

実際、脂肪の層が尽きて巣穴で餓死する個体もあるようだ。特に若い個体に多いという。

となると、我々が脂肪の層を厚くする手助けをするのは、何も悪いことではないように思える(←私に都合のいい解釈だという気もするが‥‥(^^;)。

結局私は手土産の餌をリュックにいれて、夫と一緒にアルペン・マーモットに会いに行ったのだった。

私の場合はうちでニンジンを棒状に切ってサランラップにくるんで持参したわけだが、現地でもスーパーやレストランなどで袋詰めにして売っているので、それでよければわざわざ持って行く必要はないと思う。

念のためスーパーの袋の中身を覗いてみたら、パン屑やらニンジンやら殻つきピーナッツなどが入っていた。

気温が高くなるとアルペン・マーモットは食欲が湧かなくなるらしいので、我々は遅くとも9時頃には現地に到着するようにホテルを出発した。

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右側の高齢とおぼしきマーモットは、順調に脂肪を蓄えているように見えた。
左側の若造はまだちょっと不足気味。


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できるだけ若い方に餌をやろうとしたのだが、シニアがすぐに若いのを追っ払う。

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蛇足だが、ハイキングコースには至る所に↓こういうマークが付いている(下の写真)。
この赤いマークの場合は軽登山靴でも十分らしい。だが、急な斜面などもあるので、ある程度の体力とバランス感覚が必要にはなるが。 

かなりしっかりした重登山靴と経験と技術が必要な登山コースには、色が赤ではなくて青になっている。

霧に巻かれて方向を失ったときには赤にしろ青にしろ、岩に塗りつけられたこの印に従って歩くといい。


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参考までに付記しておきたい。 

Saas-Fee(海抜1800m)の村の外れにある乗り場から、ロープウエーで Spielboden駅(2450m)まで来ると、駅から少し下ったところにアルペン・マーモットの巣穴がたくさんある。 

だけど人に慣れ過ぎているせいか、充分脂肪がついているように思えたので我々はスルーした。

我々がアルペン・マーモットに会った場所は、ロープウエーの中間駅から上に向かう途中。

ここには我々以外誰もいなかったので、マーモットと水入らずで至福の時を過ごすことができた。(^^;


時間があったらSpielboden駅でロープウエーを乗り換え、Laengfluhまで行ってみることをお勧めしたい。

そこから見える氷河には誰しも感動を覚えるだろう。


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【付録】
 こちらの日付で8月16日(木)付けの欧州気温図


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無料日刊紙『20minuten』より

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2018-08-17 06:39 : 【写真/スイスの旅】 :

氷河の絶景をみながら家族ハイキング

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2013年7月中旬の3日間は、夫と一緒にサース・フェーでハイキング三昧の休暇を過ごした。

写真もその時に撮影したものだが、何ぶん古いので画質がよくない。撮影のためにもう一度訪れたいほどだ。


余談だが、夫は若い頃、冬山や夏の登攀もやっていた登山オタクだった。

交通事故(相手に百%の過失)で左腕の付け根の骨と腰の骨などを折り、本格的な登山は断念せざるを得なくなった。

それでも根性でリハビリにリハビリを重ねて、1時間くらいのジョギングならできるまでに復活したのだから、拍手拍手(笑)。 

そんなわけで夫の休暇中は、持病のある私に合った緩やかなハイキングコースに
いつも付き合ってもらっている。(^^;



さて、ツェルマットからさほど遠くない所にあるサース・フェーは、「スイスで家族ハイキング」のリピーターにお勧めしたい場所だ。 

冬はスイス人に人気のあるスキー場としても有名。 

何年か前のスキー場ランキング(日刊紙「Tages Anzeiger」)では、人気ナンバーワンに輝いたこともある。

夏は夏で、初心者用から上級者用まで様々なハイキングコースが揃っている上に、登攀も含めた本格的な登山はもちろんのこと、夏スキーもたのしめるという、まさに夏山スポーツのパラダイスなのだ。

歩くのが困難な人でもスキー用のロープウエーやゴンドラなどを利用すれば、氷河や夏山が満喫できる。

サース・フェーの村はサース本谷の奥のすり鉢の底にコンパクトにまとまっていて、この村を取り囲むように高山が連なっている。

その内の半円には4000m級の峰がずらり勢揃い。

スイス国内(山全体がスイスの領土内にあるという意味)で一番高い山がドーム(4545m)。それもこの半円の中にある。

これらの高山から流れ落ちる氷河の景観は圧巻だ。

森林限界地帯より上を歩いているときには、どのハイキングコースからでも氷河が手に取るようによく見える。

それもそのはず。百年ほど前までは氷河のツンゲ(舌=末端)が、村のすぐ傍まで来ていたのだから。

けれど、温暖化の影響で毎年毎年、猛スピードで氷河の末端が後退し続けている。



後退してまだそんなに年数が経っていない剥き出しの岩の光景は、病んだ地球をみているようで痛々しいことこの上ない。


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アルペンローゼの群生に緑の草地、その向こうには氷河。さらにその向こうには雪をかぶった峰々の連なり。 

あ~‥‥(笑)。(それにしても、ひどい画質)


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アルペン・ローゼは7月中旬から8月中旬が見ごろ。

下方に見えるのが、サース・フエーの村。


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お疲れさま~♪

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2018-08-16 06:56 : 【写真/スイスの旅】 :

季節のあやとり「おらが村&隣り村」

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 (撮影2018/07/29)

 




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 (撮影2018/07/29)





          牛舎の窓を飾るゼラニューム。夜には牛たちも
       ステキな夢の糸を紡ぐことができるだろう。(撮影2018/08/12)

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 (撮影2018/08/12)







            猫の夕涼み台と可愛い階段(撮影2018/08/12)

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 カラカラお天気の夏でも、こんなに艶っぽく育っているリンゴ
 (撮影2018/08/03)

 
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【付録】
(こちらの日付けで)2018年8月14日(火)の欧州気温図 



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(無料日刊紙『20minuten』よりお借りしました。転載許可は頂いています。)

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2018-08-15 04:55 : 【写真/おらが村】 :
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