『EUの孤島でお昼寝』の裏話

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(今日の写真は2枚とも去年の冬に裏山から撮影)



昨日に引き続き、今日も20年近く前に書いたエッセイをとりあげてみたい。


1990年代の後半というと、新聞社の電子版にしろ検索サイトにしろ、インターネットの世界もまだまだ黎明期で、今から考えれば長閑な時代だったように思える。

そんな時代背景の中で、あえて日本社会にみられる負のあり方を浮き彫りにしたくて書いたのが、このエッセイだった。


もちろん日本独特の村共同体社会には誰もが助けられてきたわけだけど、でもそれは時間がまだゆっくり流れていた頃の話しだと思う。

時間の流れ方が穏やかだと、我々の中にも余裕が生まれる。余裕のある社会には人情も助け合いの精神も育っていくだろうと思うのだ。

だけど、こんにちのように過当競争地獄の中で息をつく余裕すらない時代になると村共同体社会が負のかたちで顔を出すようになる。

不必要な残業や部下に対するイジメなどは、その典型的な例ではないかと思う。

過度なストレスが溜まってくると、自分より弱い立場にある部下を餌食にでもしないことには精神の均衡が保てなくなるんじゃないだろうか。


日本の社会構造も少しずつ変わって行って欲しい。私はそういう思いに駆られてこのエッセイを書いた。

が、あの時代に「何者でもない」私のような人間が書くのだ。ハッキリ言って怖かった。(^^;)


でも一つだけ救いがあった。気難しい問題をあたり障りなく書くのに好都合な武器、ユーモアが私にはある。

ユーモアを通奏低音にして笑いを誘うように軽く書けば、何とか行けるかも‥‥。

そんなややこしいことをあれこれ考えながら書いたエッセイが『EUの孤島でお昼寝』だったのだ。上手く行ったとは言えないのだが‥‥。(^^;


あ~ぁ、数行で済ませようと思ったのに長くなってしまった。


『EUの孤島でお昼寝』は明日に回します。



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2018-10-04 09:30 : 【エッセイ/二つの国の狭間で】 :
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