ライン川 唯一の滝で涼をとる


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スイスのグラウビュンデン州の岩山に、ひっそりと横たわる小さな湖「トマ湖(or トーマ湖)」。

このトーマ湖から零れ落ちる一滴が「ライン川」となって、スイス、リヒテンシュタイン、オーストリア、ドイツ、フランスの国々を通り抜け、そしてオランダから北海に流れ出る。

全長1230km余りの旅だが、中でもドイツを流れる距離が最も長い。
それだけにライン川とドイツは、切っても切れないほど結びつきが深い。

実は私も日本にいた頃は、ライン川と言えばドイツしか思い浮かばなかった一人だ。

スイスのライン川に情を持つようになったのは、やはりスイスで暮らすようになってからである。というのも、ライン川は夫の母方の故郷を流れる川だからだ。

彼の祖父も定年退職をした後は、お天気さえ好ければライン川に船を浮かべて釣り三昧で過ごしていた。

義母は彼女の夫が亡くなってからは、彼女の故郷にあるライン岸の養老院に入居した。我々夫婦も週末になると彼女に会いに、よくここに通って来たものである。


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(上の写真は義母が子どもの頃に一家で通っていた、ライン岸に聳える教会)

義母が亡くなってからは少しキョリができていたライン川に、私の療養を兼ねて久しぶりに夫と出かけて行ったのは2018年の夏。

のんびりライン下りをたのしませてもらったお陰で、涼風を体中に浴びて「元気」を背負って帰って来ることができた。


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ライン川1230kmの中で滝があるのは、スイスを流れるライン川の中だけ。唯一の滝だから「ライン滝」と呼ばれている。場所はシャフハウゼン州。

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2020-08-31 07:07 : スイス二人旅 :

贅沢な時間


ここは私を癒してくれる大切な場所。

気持ちが後ろ向きになる日には、よく出かけて行く。

赤いベンチに座り込み、頭を空っぽにして行き交う船を見ているだけで元気になれる、不思議な場所。

めったなことでは人に会わないので、思考遊びをするにもいい場所だ。


えっ! どこって? 


へへへ  ひ・み・つ♪


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(2017/09/21 ないしょの場所にて撮影 笑)






2020-08-30 06:40 : スイスひとり旅 :

私の好きな山


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  (2018/09/17撮影)

スイスには私の好きな山が幾つかある。
そのひとつがシルバーホルン(Silberhorn)↑ 

冬はもちろんのこと、春も夏も秋も1年じゅう純白の衣装に身を包んでいて、太陽光線のあたり具合によってはハッとするくらい美しい表情を見せてくれる。

写真の左手奥にちょっとだけ写っている岩裾は、実はユングフラウ。

で、初めて遠目にこのシルバーホルンを見たとき、咄嗟に頭に浮かんだのが「ユングフラウ姫の付き人(←擬人化させていただきます)」。ユングフラウ姫をお守りしているように見えたのだ。

それ以来、ずっと「付き人」で通している。

ちなみにユングフラウ姫の高さは海抜4158m。そして付き人、シルバーホルンは3694m(惜しい! 富士山より82m低い 笑)。

蛇足だが、2016年にはこの空中お散歩コースで、初老のスイス人男性とシルバーホルンに付いておしゃべりしたことがあった。彼の目にはこの山が角砂糖に見えるらしい。まっ、妥当なところか? (^^;



ユングフラウとシルバーホルンの位置関係を分かりやすくするために、以下の写真も。


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(この2枚は2015/08/03 撮影)
          












2020-08-29 05:03 : 私の好きな風景 :

鼻先に音符をのせて 2千数百メートルをお散歩



(軽登山靴の裏から音符が飛び出しそうな軽やかな足どり)
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(雲だってみんなで手をつないで歌っている)
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(グリンデルワルドを眼下に、ヤッホー♪)
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(御三家の合唱/向かって左側からアイガー(北壁)、メンヒ、ユングフラウ)
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(けれど、この日は9月ももう中旬。濃い山襞の影が忍び寄る秋を感じさせてくれた。)
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写真撮影はすべて2018年9月17日






2020-08-27 23:59 : スイスひとり旅 :

コンチュウよ、出ておいで♪

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     わしゃ 「コンチュウ」だが、誰かわしの名前を呼んだかね?

          


          

          


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(今日の写真はすべて私の村で撮影。日付けはまちまちなので省略)







2020-08-26 08:26 : 生き物讃歌 :

「別れる男に一つだけ花の名前を教えておきなさい」

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別れる男に一つだけ花の名前を教えておきなさい。花は必ず毎年咲きます

インターネットを徘徊していたときに目にとまり急いでメモをとった、川端康成の言葉だ。

これをどう受け取るかはその人の性格によると思うが、それを敢えて私は大雑把に3つのタイプに分けてみた。


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*************
(1)A子さん「別れがどうであれ、私がお付き合いする人には皆、私の好きな花を教えておきたい」

(2)B子さん「私が振った男なら私のことは、もう思い出してほしくない。けれど、恋焦がれる男に縁を切られたのなら、彼が結婚をしても、おじいちゃんになっても、私の好きな花が咲く季節には私のことを思い出してほしい」

(3)C子さん「私が振っても彼に振られても、その人との恋が終わったら、それでおしまい。前を向いて歩きたい」
*************

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私の個人的な見方に過ぎないのだが‥‥とお断りした上で言わせてもらうと、もしあなたがC子さんタイプだとしたら、恐らく小説家には不向きだろうな。

恋に執念を燃やし続けられる人は、それが小説を書く上で一つの大きな財産になり得ると私は思う。

          
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何を隠そう。私はC子さんタイプなのだ。だから、どう転んでも恋愛小説は書けない。(^^;


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    ↓下の可愛い花は、ドイツ語の名前を直訳すると「涙のハート」。
     こちらでは毎年5月に咲く。念のため夫に話しておこうかしら(爆)。

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2020-08-25 07:44 : 花と樹木 :

マッターホルンよ、私はあの日「鬼嫁」に徹すべきだった

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夫と二人でスイス巡りの旅をしたのは2013年の9月。3泊4日の旅程だった。私の希望でコースに入れてもらったのが、マッターホルンを眺めながらの「山クダラー・ハイキング」。

GGB(ゴルナーグラード鉄道)で終点のゴルナーグラート駅(約3100m)まで行き、そこから麓の町ツェルマット(約1600m)までハイキングをする予定だった。


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あの日は、もう9月も下旬に差し掛かっているというのに日差しが強烈で、我々はジリジリと肌に突き刺すような暑さの中を歩くことになった。いわんこっちゃない。リッフェル湖が見えてきたところで、夫に(飲んでいた薬の影響だと思うが)日光アレルギーが出てしまったのだ。

「日陰で休んでいれば治まるよ。湖まで行っといで」と言うので、彼をひとりでGGBのローデンボーデン駅に向かわせ、私は飛ぶような勢いで湖に向かって急坂を下りて行った。何としても湖に映る逆さマッターホルンを撮りたかったのだ。

紺碧の空に無風。撮影条件はそろっている。こんなチャンスを逃がしてなるものか! 私は目を鬼のように吊り上げて、どんどん下りて行った。

湖が一望できる高台まで来たときのことだった。
「待て!」と呼ぶ声がした。私の中の、もう一人の私の声である。

体調を悪くしている彼を一人にしていて、いいわけがない。この人でなし! どうしてきみはそんなにも撮影に固執しなきゃいけないのだ?  きみはスイスに住んでいるんだから、またいつでもここに来れるじゃないか。

その声を聞いていると良心の呵責とやらが入道雲のように湧き上がって来て、自分がだんだん鬼嫁にみえてきたのだ。

湖まで下りて行くにはまだ少し距離がある。私は決心した。引き返そう。

そう決めるが早いか、その高台から湖水に映るマッターホルンめがけて闇雲にシャッターを押しまくり、そのあとは決して後ろを振り返らず夫の待つ駅へと息を切らしながら上って行ったのだった。


早いもので、あの日からもう7年近くが過ぎた。

この際、言わせてもらおう。
いまだにマッターホルンには逢いに行けていないのだ、スイスに住んでいながら(笑)。私自身の今の体調を考えると、この先もあの高さに立つのは(多分)無理だろう。

「いや~、それにしてもあの時は、あそこで鬼嫁をやめるべきじゃなかったんだよな」(^^;

マッターホルンの写真をみるたびに自分を責める私。


写真をみていただければお分かりのように、あの高台から湖水のマッターホルンを見下ろすと、映っているのは首から上だけなのだ。

マッターホルンの肩のあたりの流麗な曲線まで写したかったら、やっぱり湖まで下りて行って撮影しないとダメなのである。



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(今日の写真はすべて2013年9月24日撮影)



2020-08-23 23:15 : スイス二人旅 :

1本の大木の冷却能力は 普通のクーラーの10台分!

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             (西洋菩提樹 2018/07/07 撮影)
 
日本の都会に不足しているもの。
それは、樹木。そして、その集合体である林や森。
建造物最優先で来てしまったツケが、今まわってきているように思えてならない。

スイスでは都会であっても緑が多い。森もそこかしこにある。
チューリヒ市内の居住地域を例にとると、どこから出かけて行っても徒歩で10分以内には森に辿り着くことができる。

チューリヒはスイス経済の要である金融都市だから、どんどん人が集まってくる。土地を開拓しまくって家やビルディングを建てまくってガボガボ儲けることもできたであろうに、スイス人はそうはしなかった。

オランダのワーヘニンゲン(ヴァーヘニンゲン)大学の研究によると、1本の大木には20から30kwもの冷却能力があるらしい。普通のクーラーなら10台分に相当するというのだから驚く! 

スイステレビ局の電子版サイエンスサイトにも、こんな示唆に富んだ記事があった。太陽の下で体感温度が40度の場合、大きな1本の木の下では25度くらいの快適さが得られるという。


夏は家の壁を緑の天然クーラーでぐるぐる巻きにするのは、どうだろう?
秋になると紅葉がたのしめるというオマケつきだし‥‥(笑)。


 
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            (2017/07/01撮影  おらが村にて)


  


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  (2018/08/11 隣り村で撮影)



     
     うちの村ではサイロにも天然クーラーが?
     紅葉が始まった2018/09/28に撮影


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2020-08-21 05:18 : 花と樹木 :

山と湖*ひとり旅

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ひとり旅をしていて湖の深い青に見とれていると、魔法をかけられたように頭がフワフワ浮いてくる。

何もかもが透明に見えてくるから不思議だ。


数日たって魔法がとけ始めると、私はまたイソイソと旅支度を始めるのだった。

ひとり旅の味を知ってしまうと、もうやめられなくなる(^^♪



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(2017/06/20 中央スイスにて撮影)

2020-08-18 07:18 : スイスひとり旅 :

ブログ再開のお知らせ

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すっかりご無沙汰してしまいました。

この辺で閉じていたブログの窓を開いて、新鮮な外気を取り入れてみることにします。

思い返せば体調が崩れてにっちもさっちも行かなくなったのが、1年半ほど前のこと。でも決して突然崩れたわけではありません。

それまでにも危険信号には気付いていたのですが、私にとってブログはストレスの緩和剤(時には起爆剤? 笑)。だから、やめるにやめられない。

その結果が‥‥。
やっぱり崩れてしまいました(苦笑)。

もはやこれまでか‥‥と覚悟を決めたりした時期もあったのですが、時間はかかったものの、幸いまたこうしてここに戻って来ることができました♪

また崩れることがあるかも知れませんが、その時はその時。とにかく窓を開いて再出発してみます。

写真は「今日」のものより過去のものが多くなると思いますが、その写真に纏わる雑記は「今日」新たに書いて更新していくつもりです。過去のオリジナル文を使う場合であっても、内容はそのままにして更新日に書き直します。

尚、再開を機にタイトルを変えてみました。




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