中央スイスのローカルな高原をソロハイキング

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ここはスイス在住の若い日本人の友だちに紹介されて行き始めた高原。
大学の研究室で毎日フラスコを振っているその友だちは、ストレスがたまるとフラッとここに足を向けるのだという。

そういう彼女も、もちろん山が大好きで、スイスのアルペンクラブに所属している。スイス人の仲間と結構ハードな登山をしているようだ。

ここ一二年は私の方の体調の都合でお会いしていないが、お元気かな?

撮影は2016年10月16日。


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2020-09-30 05:45 : スイスひとり旅 :

スイスの東南の果てに ひっそりと佇む「世界遺産」


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晩秋のある日、夫と私は日帰りの旅に出た。

1983年にユネスコ世界遺産に登録された「聖ヨハネ修道院(註1)」を訪ねる旅である。

西暦780年という大昔に建てられた修道院だが、日本ではまだ鎌倉時代でも平安時代でもない。奈良時代にあたる。

ぞれなのに、今でもここで村人たちの冠婚葬祭や日曜ミサなど日常の行事が、ごくごく当たり前のように行われているのだ。日本人の私には驚きである。

さて、その「聖ヨハネ修道院」への行き方だが、まずグラウビュンデン州を走るローカル列車、レーティッシュ鉄道に乗ってツェルネッツ駅で下車。

そこで黄色い車体の郵便バスに乗り換える。このバスはスイス唯一の「国立公園」(註2)の中を走る路線だ。

国立公園の密度の濃い山々の傍を上ったり下ったりしながら走り抜けると、やがて歴史のある宿場町「サンタ・マリア」が見えてくる。

そこからさらに山や森を右に左に見ながら走って行くと、終点のミュスタイア村が現れる。

時代に忘れ去られたような隠れ里風情の谷あいの村、ミュスタイア。
その村の端っこに「世界遺産」に登録されてある「聖ヨハネ修道院」が在る。

イタリアやフランスなどの歴史的な大国にある宗教的な建造物は、何といっても規模が大きい。その威厳に満ちた風格には誰しもが圧倒される。

その上、どの建物も息をのむほどに壮麗で美しい。世界中から数限りない観光客が訪れ賑わう。

しかし、秘境めいた山々を超えたところにあるこの修道院には、煌びやかさもなければ、目がくらむような色彩もない。

くすんだ色の壁、小さい採光窓。
暗くて目が慣れるまでに少し時間がかかった。

だけど、何故か温かい。身体の芯に静かに染み込んでくるような温もりが、ここにはある。

11月というシーズンオフの平日の午後だったせいももちろんあると思うが、我々夫婦がこの世界遺産の礼拝堂に留まっていた30分から40分ほどの間は、夫と私の2人っきり。本当に2人だけだったのだ。

無音 静寂 静謐

私はまったく宗教心のない人間だが、それでも眼を閉じてじっとそこに佇んでいると、私の耳の後ろの方を光の粒子が流れて行くような、音にならない音が聞こえてきた‥‥ような気がした。

私と夫は、礼拝堂から墓地に出てみた。

修道院の壁の遥か向こうでは、初冬の柔らかい日差しを受けて、村がキラキラと白く輝いていた。


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(註1;「Kloster St.Johann Müstair」は、当時のフランク王国のカール大帝(742-814)の命令により建造された。

(註2);スイスの場合「国立公園」の定義は日本のそれとは異なる。人が手を加えておらず自然のままであることが条件。人間が森に入ってキャンプすることは許されない。動物だけが自由に走り回れる森なのだ。

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(写真は2016/11/15撮影)
2020-09-28 23:46 : スイス二人旅 :

青い静寂


          
                  『青い静寂』 
 
このクレンターラー湖の早朝のシーンには、胸の鼓動の音が聞こえるくらい感動させられた。

「ひとり旅」で出かけて行ったあの日から、もう6年になるが、今でもやっぱり私のお気に入りの風景だ。


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   撮影:2014/09/17






2020-09-27 01:39 : 私の好きな風景 :

水墨山水画のような風景


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            (撮影日 2014/10/18)



【私もまた 光と影の複合体として 山水画のように 余白を呼吸する生き者でありたい】


(胸に染み入るいい言葉だなと思い、この個所だけを雑記帳に書き留めておいたのだが、これを目にしたのは(多分)1990年代半ばという、ふた昔半も前のこと。今となっては残念ながら、誰の言葉だったのか思い出せない。)


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  (撮影日 2017/12/25)




2020-09-26 00:59 : 裏山からの絶景&凡景 :

眠い!

睡眠時間は十二分にとっていたはずなのだが、(こちらの日付けの)23 日は一日じゅう睡魔に抱きつかれていた。

まるで脳みそが金縛りにでも遭っているようで、言語回線の電流がほとんど流れていないのだ。

「ブログに何か説明文を入れなくっちゃ!」と気だけは焦るのだけど、何も書けない‥‥というような状態だったのである。

写真ブログにタイトルを書いて写真を並べるだけであとは見て下さる人の想像力にお任せできる記事と、そうでない記事とに分けるとしたら、前回の「隣り村まで歩いて買い物に」の場合は完全に後者。

これってやっぱり老化現象だろうね。だって若い頃は徹夜をしてでも(立派に)原稿を書きあげていたのだから。(^^;

だけど、愚痴りっぱなしでお仕舞いにしないところが、私の長所。
老化現象がもたらす躓きにも、かならず何か置き土産がころがっているはずだと、すぐに切り替えられるという長所が私にはあるのだ。

で、さっそくスイッチを切り替えたお陰で、今日のブログテーマを思いつくことができた(笑)。

さて肖像権問題で文句を言ってくることもなく、今日のブログに喜んで(かどうかは分からないが)参加してくれた仲間のみなさん、お疲れさまでした。ダンケ・シェーン!(^^;




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  「眠い! 俺の脳みそも金縛りに遭ってる」

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「今日は紅葉日和で空気も澄んでいるのに、どうしたことでしょう、もう真っ昼間から眠くて眠くて」↑↓

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      「寄るな触るな! わいは狂おしいほど眠いのだ」

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  「ニャにはともあれ、少しばかし、ネコ、もとい ヨコにならせてもらおう」
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      「私は箱入り娘だから、うたた寝するにも、箱すわりで眠るの」

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          (この写真だけは一時帰国した際に日本で撮影)



 


  「僕の十八番は、タヌキ寝入りだぜ」

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(写真の撮影日はまちまち。割愛させてもらいます。)


         
2020-09-25 01:22 : 生き物讃歌 :

隣り村まで歩いて買い物に




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  撮影日 2017/10/22


2020-09-24 01:03 : おらが村 夏&秋 :

ロカルノの秋


今日の写真は、夫と二人でスイスのイタリア語圏にあるロカルノへ出かけて行ったときに写した5枚。

ロカルノは毎年夏に国際映画祭が開催される街として有名だ。

ロカルノの街を見下ろしたときの私の第一印象は「貝殻」。
一瞬、貝殻の形のように見えたのだ。ユニークな地形だと思う。


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この日のお天気はイマイチだったが、それでも折り重なるように連なる藍色の山並みが実に幻想的な風景を醸し出していて、我々夫婦はアルコール抜きで充分酔わせてもらった。
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撮影日 2017/10/26





2020-09-23 00:03 : スイス二人旅 :

笑(ショー)休憩

今日の再録記事はこのブログのテーマ『写真の記憶』とは合いません。日にちが経ったらまた箪笥の引き出しに仕舞い込みます。

笑いは百薬の長です。お時間のある時にでもクスッと笑っていただければと思い、1か月ほどそのままにしておきます。すでにお読みになった方はスルーしてね。いえ、また笑って頂いても構わないんですけど。(^^;
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「財団法人日本漢字能力検定協会」主催の「変漢ミスコンテスト」が好きで、毎回お邪魔しては笑わせてもらっていた。それだけに、コンテストが終了したときには、しょんぼり。

「笑(ショー = ショウ)がないなぁ」と、あっさりゴミ箱送りにするのはもったいない。

以下は書き写しておいた「変漢ミスコンテスト」から、ホンの笑々ではあるが、笑いのおスソ分け。
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【 註】
以下の(正)の表示のある部分は、正しい変換。
(ミス)の表示は、変換ミス。
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(正)⇒今年から海外に住み始めました。



(ミス)⇒今年から貝が胃に住み始めました

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(正)⇒ 5季ぶり快勝。     



(ミス)⇒ ゴキブリ解消。

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(正)⇒ イブは空いています。   



(ミス)⇒ イブは相手います。

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(正)⇒ 規制中で渋滞だ。     



(ミス)⇒ 寄生虫で重体だ。

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(正)⇒ うちの子は耳下腺炎でした。    



(ミス)⇒ うちの子は時価千円でした。

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(正)⇒ この度、高知へ赴くことになりました。   



(ミス)⇒ この度、拘置へ赴くことになりました。

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(正)⇒ 500円でおやつ買わないと。    



(ミス)⇒ 500円で親使わないと。

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(正)⇒ その辺たいへんでしょ?     



(ミス)⇒ その変態変でしょ?

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(正)⇒ 今日も飲み会かい?     



(ミス)⇒ 今日も蚤かいかい?

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(正)⇒ だいたいコツがつかめると思います。



(ミス)⇒ 大腿骨がつかめると思います

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(正)⇒ 誰かビデオとってるやついないか?  



(ミス)⇒ 誰か美で劣ってるやついないか?

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(正)⇒今日は見に来てくれて有難う。  



(ミス)⇒今日はミニ着てくれて有難う。

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(正)⇒ 八日以後お願いします。    



(ミス)⇒ 要介護お願いします。

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(正)⇒味気ないというか、あったかみがない。



(ミス)⇒味気ないというか、あった髪がない。

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(正)⇒ 神の存在は信じないし、不幸とも思わない。  




(ミス)⇒ 紙の存在は信じないし、拭こうとも思わない。

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おそまつでした。


2020-09-22 00:29 : その他 :

私の脚力は 祖母からの隔世遺伝


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私の大きな楽しみのひとつが歩くこと。
これは(母方の)祖母から譲り受けた隔世遺伝によるものだと私は思っている。

祖母は用事があろうとなかろうと(大抵はあるのだが)、89歳で亡くなる1年前まで猿のように急坂の山道を地下足袋を履いて、ほぼ毎日、上り下りしていた。

当時まだ子どもだった私は、そんな祖母のことを冷たい目線でみていたものである。

しかし今なら理解できる。兄弟姉妹の中で私だけが祖母の、その脚力遺伝子を受け継いでいるらしいことが判ってきたからだ。

健康のためとか痩せるためとか、そんな看板を掲げる前に、とにかく足が動き出すのである。もう祖母の遺伝子に操られているとしか言いようがない。(^^; 

日本で暮らしていた若い頃は、東京の或る山岳会に所属していた。
しょっちゅう仲間と山に入っていたし、日和田や鷹取の登攀練習場にもよく通っていた。

ところがである。
山だらけのスイスに来たとたんに、山に対する興味が失せてしまったのである。

当時は、なんでや?と腑に落ちず自分が解せなくなったりしたものだけど、今ならかなりのところまで自己分析できる。

海の近くで育った私には山だけに囲まれた自然環境に閉塞感を覚えるようになったのではないかな? それが私を山から遠ざける一つの(あくまでもひとつの)原因になったのではないかと‥‥。観光で訪れるのと定着して住むのとでは全然違うからね。

スイスで旅やハイキングに目覚めたのは、50代で大病(急性心筋梗塞)をしてからのこと。 スイスって何て美しい国なんだ!と病気に気付かせてもらったようなものだ(笑)。

冬眠中だった祖母譲りの遺伝子が、病気に揺り動かされて再び起き上がってきたのだろうと思う。

もう冒険はできないが、山を歩きたい気持ちだけは常にある。持病のため「山ノボラ―」は無理でも「山クダラ-」ならできる。

ここでは詳しくは書かないが、上りと下りでは酸素の消費量が、私の想像を遥かに超えていたのにはびっくり。これは大病によって齎された新鮮な驚きだった。

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  トップの写真と↑この写真は2014/09/26 Lenzerheideにて撮影



2020-09-20 08:00 : その他 :

裏山からの眺望*秋の日暮れ時


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↑上の1枚だけは撮影日が2016/02//21。夕暮れに入る少し前の風景なので、ここに間借りさせておくことに。 

他の3枚は裏山の秋が最高潮の2017/10/15に撮影





  

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2020-09-19 07:46 : 裏山からの絶景&凡景 :
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