スイスで3回も盗まれた日本製の小物

  s-2014-07-17 014





盗難に遭うリスクの高い国というのは確かに存在する。
けれども(当たり前のことではあるけれど)善人だけの国なんてあり得ない。

15年ほど前の出来事になるが、知り合いがチューリヒ市の目貫き通りにある銀行(本店)から(日本円にして)数百万円をおろして外に出た。数10mほど行ったところで、つけてきたスリ集団に盗まれてしまった。あらかじめ銀行内で客を装って、窓口をチェックしていたに違いない。

夏とクリスマス時期にはスリ集団が貧しい国々からスイスへ出稼ぎにやって来る。
彼らは徹底的な訓練を受けているプロ中のプロ集団なので、滅多なことでは捕まらない。盗まれた!と慌てて最寄りの警察に泣きついている間にスリ集団は、もう次の都市、或いは国外へ移動している。

幸い私自身はスイスでは、これまで金銭やカード類など貴重品の盗難に遭った経験は一度もないのだが、日本製の小物なら盗まれたことがある。それも一回だけではない。3回もだ。

その小物というのは、扇子。

初回は、私がレストランのテーブルに置き忘れてきたのを数日後に気付き、ダメもとで行ってみたのだが、やっぱりダメだった。

2回目はバスの中。手提げの紙袋をバスの中に置き忘れてしまった。その中には日本製のノートや日本語の文庫本、筆箱、サングラス、そして扇子が入っていた。

幸い誰かが運転手に届けてくれたようで、忘れ物保管所に保管してくれてあった。
後日、無事私の手元に戻ってきた。だが、扇子だけは戻らなかった。

3回目は先週のこと。

暑い日が続いていたので、しょっちゅう扇子のお世話になっていた。
リュックの中に仕舞ってしまうと、いちいちリュックを肩から外さないといけない。なので、すぐに取り出せるようにミネラルウォーターを突っ込んでいるのとは反対側のリュックの脇に入れておいたのだ。抜かれてしまったらしい。

それにしても不思議だ。
こちらの人って何かでパタパタ扇いで涼をとるという方法は、あまり好きではないはずなのに、なぜ扇子?

次回の一時帰国の際には百円ショップで10本ほど買ってきて、(私に勇気があるなら)おとりで引っかけて、彼に、或いは彼女に訊いてみたいものである。

「何に使うの、その扇子?」(^^;




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2018-06-26 07:57 : 【暮らし/その他】 :
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