スイスの都市部と比べて日本の都会に不足しているもの

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隣り村で撮影↑ 
緑の天然カーテンで家をぐるぐる巻きにしてあるが、これで一体何度くらい涼しくなるんだろう? 猛暑の日にお邪魔して、この肌で感じてみたいものだ(^^;


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日本の都会に不足しているもの。
それは大木。そして森。

建物最優先で来てしまったつけが、今まわってきているように思えるのだ。

都市部であってもスイスの街中には大木が多いし、更にはその大木の集まりである森も多い。

チューリヒでは市のドまん中を除けば、どこの居住地域からでも歩いて10分以内には森に辿り着くことができる。

それも、公園ではなく比較的大きな森だ。

金融都市チューリヒにはどんどん人が集まってくるので、開拓しまくって家を建てて行くこともできたであろうに、そうはせず、法律でストップをかけたスイスの先達。

チューリヒ市内に住んでいた頃は、都市でありながら樹木の多い環境がいたく気に入っていたが、そのチューリヒを遥かに超えて樹木をたくさん残してきたのが、ベルンだ。

パスポートが切れてベルンにある日本大使館に出かけて行ったとき、ベルンの中央駅から20分かそこらだったと思うが、バスに揺られて行く道々、深い森の中を走っているのかしら?と思わせるような密度の濃い街路樹が実に心地よかった。

ベルンはスイスの首都だけど、とにかく大木を大切にしてきた都市だ。

うちの村は田舎だから森があちこちにあるのは当然だが、今年のように熱波襲来の夏には、そのあちこちの森が天然冷却装置として働いてくれていたのではないかという気がする。

これが東京のようにビルや住宅が密集しているだけの環境だったら、冷却してくれるものはクーラーだけになってしまう。

オランダのワーヘニンゲン(ヴァーヘニンゲン)大学の研究によると、1本の大きな木には20から30kwもの冷却能力があるらしい。

普通のクーラーなら、10台分に相当するというのだから凄い!

スイステレビの電子版サイエンスサイトにも、こんな示唆に富んだ記事があった。

太陽の下で体感温度が40度だとすると、大きな1本の木の下では25度くらいの快適さが得られるという。

どんなかたちにせよ、日本の大都会にはもっともっと樹木を増やして行く必要があるんじゃないか?

そう思えた今年の夏だった。

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2018-08-13 06:46 : 【暮らし/その他】 :
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