(1)スイスの食生活で狂ってしまった私の体質

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  (2017/10/13 ベルナーオーバーランドにて撮影)

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せっかく春には体重が落ちてくれたのに、今度は夏太りをしてしまった。

それも7月最後の週から休暇に入る前までの僅か1ヶ月ほどの間に、2キロ近くも太ってしまったのだ。

内臓脂肪が問題になっている私には、ちょっとヤバイ増え方である。

そもそも僅かな日数で体重が、高層ビルのエレベーター並みに上がったり下がったりするようになったのは、スイス生活が始まってからである。

食事内容が激変して体質が変わってしまったのが原因であることは疑う余地もない。日本で暮らしていた時には和食一辺倒という偏った食生活をしていたのだ。

別に健康のためとか節約のためとか、そういう大義名分を掲げていたわけではない。幼児の頃からずっと続いてきた食生活のレールの上を、そのまま走っていただけの話である。

一人暮らしのときの朝食の献立はというと、あったかゴハンに何か光り物の焼き魚、作りおきの惣菜(ひじきや切り干しダイコンなどの煮付けとか、ワカメとキューリとタコの酢の物とか、しらす大根おろしとか‥‥ 笑)そしてお味噌汁。

これだけあれば、朝ごはんにはもう何も欲しいと思わなかったのだ。だから一般的な日本人家庭のように、トーストに茹で卵にフルーツサラダという、いわゆる洋風の朝食など食べた記憶がない(笑)。

当時は1食や2食抜かそうが大食いをしようが、殆ど体重に変わりはなかった。変わったとしても、放っておけばまたすぐに元に戻るという体質だったのだ。

それが、スイスで暮らすやいなや‥‥(書かずとも容易に想像していただけると思うので省略します)。


ある日を堺に食生活の内容が、私ほど激しい変わり方をした人間も珍しいのではないだろうか。

いくら親から太りにくい体質を受け継いでいたとはいえ、この激変に体質が着いて行けよう筈もないのだ。悲鳴をあげて狂ってしまうのが落ちである。

3ヶ月が過ぎた頃、まず最初に現れた異常が蕁麻疹。拷問を受けているような痒みに、のたうちまわるような体験をした。

その次に来たのが、それまでの人生で経験したこともないほどの体重の増加。10kg増なんて、それこそあっという間だった。


1年後、初めて一時帰国をしたとき、寄り道もせずにまっすぐ飛び込んだのが、東中野の馴染みの定食屋。

私の姿を見るなり、おばちゃんもおじちゃんも「あっ!」と声をあげたっきり何も言えなくなってしまった。

やっとかけてくれた言葉がこうだ。

「あらまぁ、ふくよかになって別人みたいだねぇ」とおばちゃん。

「スイスはほら、空気がきれいだろ? 何でも美味しく食べられるんじゃねーの?」とおじちゃん。

「やっぱりチーズやバターをたべるのかね?」

で、おじちゃんのトドメの一発。

「それにしても太ると老けるもんだねぇ。感心するよ。○○ちゃん、7歳は老けたんじゃねーの?」


ガ~ン!
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※これで、おしまいではありません。(^^;
この続きはまたいつか書きます。



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  (2018/09/17撮影)
  

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2018-09-26 06:45 : 【エッセイ/二つの国の狭間で】 :
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