スイスに「大人」のイメージを抱かれたMさんに、ハッ!

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 夫の父方のルーツがあるベルン州の山奥の村を訪ねたとき、とある農家の軒下に「魔女軍団」を発見! 2015/05/18撮影






(こちらの日付けの)昨夜、私は或るサークルに参加表明の手続きをとった(というほど大層なことではないのだけれど 笑)。

で、今朝、主催者からの歓迎メッセージを読ませてもらって、私はハッとした。


スイスには大人の国のイメージがある、というような一文だったのだが、私はこれまで「スイス」と「大人」を結びつけて考えたことが一度もなかったのだ。

実に新鮮だった。
言い得て妙かもしれない。


この地球上には、しょっちゅう頭の血を煮え滾らせて内輪もめばっかりしている国もあれば、平和ボケ現象が蔓延していて世界がみえにくくなっている国もある。(^^;

スイスも一見、平和ボケしているように見えるのだが、どっこい、過去の苦労の仕方がどこかの国とはちょっと違う。

それゆえに、彼らはシタタカだ。日本人が想像している以上にしたたかである。

他者に媚びることは決してしない(少々石頭だ)が、しかし、これまでの歴史の中で本音とタテマエをうまく使い分けて艱難辛苦をくぐり抜けてきた。

やっぱりしたたかだ。


実はスイスのドイツ語圏とフランス語圏は、いってみれば犬猿の仲なのだ。
日本の東京人と大阪人の違いどころの話じゃないことは確か。

スイス国内では誰もが知っている「レーシュティの溝」という有名な言葉がある。

レーシュティはドイツ語圏の代表的なジャガイモ料理だが、フランス語圏ではまず食べない。

そこで両者のメンタリティの違いのことを皮肉って「レーシュティの溝」と呼ぶようになった。

そう、ドイツ語圏とフランス語圏の境界線には深い溝があるのだ。

国民投票の結果が出るたびに私なんぞ笑ってしまう。ことごとく違うのだ。よくもまぁ、一緒に同じ屋根(国)の下で住んでいられるもんだと感心するくらい違う。


ところがである。
両者が暴力的になったりとか戦争をしたりとか‥‥そういう醜い行為に走ることが皆無に近いほどないのである。

お互いにメンタルはまったく違うが、それでも、まっ、一緒にやっていこうじゃないの、というスタンスなのだ。

これこそ私はホンモノの大人だと思う(ちょっと面白みには欠けるけど 笑)。


最後にひとつだけ彼らの美談を書かせてほしい。

それは、寄付。

スイス国民一人一人の「寄付力」は、半ぱ(では)ない。私なんぞ、とうてい真似のできない善行だ。



 
______________________

 下の写真は2015/10/14 おらが村にて撮影
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2018-10-13 09:00 : 【ひとりごと】 :
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