ひとを赦す行為には魔法の力がある

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昨夜はまた睡魔に抱きつかれて、写真をアップしただけでおしまいになってしまった。私の場合、写真だけがブログに並んでいる日はたいていそうだ。睡魔大王が深く関与している。(^^;


さて話を今日のテーマに移そう。

いつものように日本のニュースを駆け足で読んでいた先日のこと。

ふとした拍子に理由もないのに開いてしまったのが、NHKの記者が作家の宮本輝にインタービューしてまとめたページだった。

私は宮本輝の大ファンというわけではないので彼が育った家庭環境などはよく知らなかったのだが、多感な年頃に彼が家庭のことで心に深い傷を負ったという話はどこかで読んだことがある。

猛スピードで記事の流し読みをしていた私の目に「母親の自殺未遂」という文字が飛び込んできた。

あ~、きっとこれだな、彼が傷を負った原因は。

でも、それだけなら大して印象には残らなかったかもしれない。


中学生の彼はその事件で思い込んだ。

「母親は自分を捨てようとした」

それが後々までずっとトラウマになっていたらしい。25歳の時に強度のパニック障害を発症し、乗り物にすら一人で乗れなくなったという。

その後もこの精神疾患を抱え込んだまま、彼は年齢を重ねて行ったようだ。


50歳半ばになったとき彼は考えた。

「人生にはいろんなことがあるなと思うようになった。お袋も別に俺を捨てようと思ったんじゃなくて、ただ死にたかっただけだろうと、ふと気づいたんです」

「その瞬間、僕の重症のパニック障害が治ってしまったんです」

そんなことがあるんだろうか! 私は胸が熱くなった。

恐らくこの気持ちの転換によって彼は、母親を心の底から赦せるようになったのではないだろうか? 

そして同時に彼自身もトラウマの呪縛から解き放たれたのではないだろうか?

ひとを赦すという行為には魔法のような力があるんだなと、私はしみじみ思った。


いつかこれを是非小説にしてほしいと思う。



  



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2018-12-02 08:54 : 【ひとりごと】 :
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